2011年06月08日

全羅道でホンオを食す

KTX で호남線を南下すると

のどかな田園風景がゆったりと流れていく。

丁度、田植えが終わり農夫が畦道を行き交う。

本日は光州へ出張である。

度々訪れる地だが、ここは来る度私の腹を充たしてくれる。

今回は日帰りの予定だったが、急遽一泊することになり

得意先と夕食をともにした。

いつも無理難題をいう得意先だが、食事の時はこちらが無理難題を言う。

「冷たいマッコリとホンオ」が食いたいと注文すると

「この変わった日本人は」と言いながら美味しい店を探してくれる。

訪れた店で得意先の方が

この日本人がホンオが食いたいというので来たのだと

店主に話すが、冗談だと思われ取り合われなかった。

しかし、話すうちに日本人であると理解し

韓国人も食べれないホンオを好き好んで食べる外国人もいるものだと気に入られたのか

好意で国産のホンオを少し出してもらった。

本来、韓国に流通するホンオの99%以上がチリ産であり

国産はほとんど出回らない、出回る前に産地で消費されるか

出回っても超高級であるため、一般市民の口には入らない

今回はたまたま店主が個人的に手に入れた国産があったわけなのだが

運が良かったのか日頃の行いが良かったのか国産を食べる事ができた。

ホンオは熟成、発酵させアンモニアを大量に
発生させた状態で食べるものである。

店主も気合いを入れて熟成させたのであろう

アンモニアが目を突き刺す。

一般的には豚肉、古キムチと一緒に食すが、唐辛子と塩で頂く

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口に入れた瞬間広がるアンモニア。

噛めば噛むほどアンモニア。

後味スッキリ、アンモニア。

そこに冷たいマッコリを流し込む。

これこそが홍탁!うまい!

チリ産と食べ比べると、一目瞭然いや一食瞭然

肉質が全然違います。柔かく脂の乗りが良いことに気付く。

これは唐辛子と塩が合うのが分かる。

〆にホンオタンを食べ完食。

しかし、私の食道楽は永遠に終わらない。

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2011年03月07日

ドイツ鯉

ドイツ鯉です。

普通に生活していれば耳にすることはありませんが

ドイツ鯉です。

けったいな名前をつけられた鯉なのですが、由来はドイツから来た食用鯉なので

ドイツ鯉です。

食用?食用なんですドイツ鯉。

韓国ではヒャンオと呼ばれ、刺身や蒸し料理にします。

ここ韓国でも最近では食べる人は少なくなってきています。

ソウル近郊ではなかなか淡水系の刺身屋はないのですが

慶尚南道の馬山や昌原なんかではまだまだ見かけます。

わたし淡水魚が好きでして(食べる方)

ナマズや鯉、ドジョウ、フナなんかも食べます。

さすがにこれらは刺身ではないですが、それぞれの個性を活かした料理方法があります。

見た目や先入観で毛嫌いする人もいますが、淡水魚のうまさは食わんと分からんのです。

で今日は

ドイツ鯉です。

こいつは刺身が一番。さすが食用に改良されただけあって小骨もなく、肉厚です。

調理をしやすくするため鱗まで無くなってしまったのですが、名残なのか少し残っていたりしますが

それが一層、見た目を悪くしているので可哀想なやつです。

しかし、身はそこらの刺身なんかより全然うまいんです。

今回行った店はチョジャン(コチュジャンとお酢がベースのタレ)がメチャウマで

山椒が効いてるのが特徴。ふだんは醤油派のわたしもこの日はチョジャンで頂きました。

ガイドブックには載りませんがおすすめの韓国料理です。

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ちなみに写真の皿盛りにメウンタン(アラ汁)焼酎3本飲んでも36000W

安すぎて店のおばちゃんにもう一回計算してもらった位です。
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2011年01月05日

マイ プリンセス

いつものようにNHKのニュースを見ていたが

くだらん政治家の話ばかりだったので

チャンネルを変えていると、ちょうどドラマの第一話が始まり、

ぼうっと見ながら、どうも見たことがある女優やなと思っていたら

なるほど アイリスのキム・テヒではないか。

結局、1時間まるまる見てしまったが、内容は定番のシンデレラストーリーっぽい

しかもユン・ウネの「宮」と似てるような気がするが、なんか面白そうなので

明日も見てみようかな。
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2011年01月03日

GALAXY S

フルタエンヂニヤリングもついにスマートフォンを導入致しました。

機種はSAMSUNGのGalaxy s

本当はi-phone4がよかったのですが

通信会社をSKテレコムからKTFに乗り換える必要があり

現実的に厳しくSKテレコムでGalaxy となりました。

まず,日本語化ができるか心配であったが

アンドロイドアプリのmorelocale2で日本語化はできたが

完璧ではなかった、どうもアンドロイドのバージョンが2.2であるため

不具合があるようだ。2.1では問題無かったとの情報があるのでそうなのだろう。

しかし、今更2.1に戻すのは勿体ないのでこのまま使おうと思う。

先月に2.3が発表されたが、galaxy に対応するかは未定なようだ。

それにしても、このタッチスクリーンでのブログ更新はキツイ。

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写真はGalaxy で撮った初日の出後の辛ラーメン(餅入り)
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2010年12月21日

好きです! チョングッジャン

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週1は食べてます。チョングッジャン

こんなに好きなので、チョングッジャン専用のブログを開設しても良いのではと感じる今日この頃。

写真のチョングッジャンは仁川のとある名店。

もちろん味は最高、シンプルな味付けだがコクがあり、豆の風味も良い。

韓国は5000Wでこんなうまいもん食えるのに、大してうまくない洋食に大金をつぎ込む。

さぁ 今週は何処で食べようかな〜
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2010年12月20日

タッカンジョン

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新浦市場の名物「タッカンジョン」

カリッと揚がった鶏に甘辛のタレを絡めた料理

ピリ辛というにはガツンとくる辛さであるが

ビールが進むんです!
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新浦市場

仁川をブラっとしてきました。

仁川といえば国際空港があり、韓国の窓口といってもいい所

最近では開発が進み、松島新都市なんかは近未来都市のようである。

まぁ こんな私ですんでハイテックな話はさておき、ディープコリアを紹介します。

仁川のチャイナタウンのすぐそばに位置する新浦市場。

1883年の開港以来、韓国近代史と共に歩んできた歴史ある市場なんです。

仁川の明洞といわれ、ファッションや文化の発信地としても有名であるが

ノストラジックな雰囲気もある魅力的な市場です。

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2010年03月27日

前日

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明日、帰国します。

第一回の韓国出張は1ヶ月。

長いようで短かったです。

1週間後にはまた韓国の予定です。


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2010年03月24日

ぶらりナイトスナップ

日曜日に突然TELして夕食に付き合ってくれたのはY氏。

お会いするのは今回が2回目だが、全くそんな気がしない。

なぜかというと韓国の話を突っ込んで話できるはY氏くらいで、しかも話が合う。

そのくらいマニアックで熱いのである。

一軒目にタッカンマリの店に行き初のタッカンマリを食す。

スープが良く、〆のカルグクスがうまい。

2軒目はY氏おすすめのチョングッチャン

さすがチョングッチャンマニアのY氏。なかなか良い店を知っている

3軒目はソンジヘジャンク。

ソンジヘジャンクにしては濃厚なスープにソンジがたっぷり

お腹がいっぱいで全部食べれませんでした。

1軒目から3軒目まではすべて徒歩で写真を撮りながら移動し、清渓川を歩きながらナイトスナップしました。

韓国のうまいものを語り、久々に写真も撮れ大満足です。

今度は私がY氏にうまいチュオタンとミンムル系を紹介する約束をし帰路につきました。

まだ帰国していないのですが4月4日にまた韓国に出張です・・・。

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2010年03月21日

リバーサイドホテル

ソウルに3年半住んでいましたが、ソウルのホテルに泊まったのは

新羅ホテルに社会勉強のために泊まっただけで、今回の出張では

ホテル生活を満喫?強いられています。

平日は会社や現場に近い、田舎のモーテルに泊まっていますが、週末だけはソウルで泊まっております。

今回のホテルは城山大橋を眺めることができるリバーサイドホテル

漢江を見渡せる立地は、漢江好きにはたまらんのですわ。


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2010年03月10日

津々浦々

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現在、韓国慶尚道をウロウロしております。

同行の社員は韓国初めてにして私のディープコリアに付き合わされています。

出張10日を過ぎ思うのですが、やっぱり韓国はおもろい。

あすは光州。週末はソウルで過ごせそうです。
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2009年10月25日

冷麺記念日

私、韓国冷麺は焼肉の〆に食べることが多く、専門店の味はあまり知りませんでした。

で、今日知人の紹介で平壌麺屋という冷麺専門店に行ったわけですよ。

で、そこの冷麺がうまいのなんの

今まで食べた冷麺が違う食べ物に感じました。

普段、からしと酢をたっぷり入れて食べる私ですが、今回は何も入れずにユクス(スープ)を飲み干し、ユクス追加をしたくらい。

当然、この名店ソウルナビに載っていると思い、検索するとありましたが、評価が非常に良くない。

ソウルナビ掲載は東大門の本店で、私が行ったのは江南の店

店により、そこまで味が違うとは思わないし、最悪の評価はあんまりだと思った。

韓国でさんざんうまいものを食ってきた私の舌がおかしいとは思いたくないし

味の判断できるオトコだと思っているw

そういえば知人の方もこう言っていた。

うまいので韓国人を連れて行ったが不評で「味がない」と言われたそうである。

実際、その方も初めて行った時は物足りなく感じたが、深みのあるユクスは回を重ねるごとに病みつきになったとか

なるほど、あの澄んだスープの奥深さを初めてで分かった私はスゴイ!

確かに平壌式冷麺は好き嫌いが別れるかもしれない。

一般的な冷麺のユクスは酸味があり、喉にくる濃さがある。

それに比べると平壌式はあっさりしている。

しかし、このあっさりを「味がない」と判断するのは乱暴すぎるのではないかと

あのスープの奥深さは、京料理のダシに繋がるものがある。

今度は本店の味を確かめ、江南の味と同じであれば太鼓判を押します。







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2009年10月13日

右側歩行に物申す

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10月1日より右側歩行を促すポスターが駅などに貼られ、通路や階段には矢印のシールが取り付けられています。

添付のポスターの簡単な内容を説明すると、

うちの国は朝鮮時代、大韓帝国も右側通行やったけど、日本帝国時代に左側通行になって、その後独立後はアメリカ政府が車だけ右側にしよった。けどこの頃、先進国は右側歩行が一般化し、車道に隣接する歩道では右側歩行の方が20%事故が少ないというデータもある。せやからあんたらも10月1日から右側歩きいな。

2週間過ぎた今現在、効果はというと皆無に等しいです。

駅の階段は逆流するし、曲がり角はアウト イン アウト。

今までと全く変わっておりません。

私思うんですが、実際のところ、歩く方向なんて関係ないと思います。

他人への気遣い、遠慮、余裕ある行動、協調性。

これらがあればスムーズに歩けます。

右側歩行のキャンペーンの前にやることがもっとあるはずです。
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2009年10月12日

電子辞書

電子辞書2台目を購入しました。

3年前の来韓時に購入したCASIOの電子辞書は現役なのですが、新しく購入することになりました。

最近、夫婦で使うことが多くなり、私専用を購入した次第です。

で、電子辞書は日本のモデルで外国語として韓国語に特化した仕様を使うのが普通ですが

ココ韓国 母国語は当然韓国語なので、日本語が外国語となります。

必然的にモデルは決まり

EX-SF3300というモデルになります。

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インターネットの口コミ等を見ると、日本でも使っている人も多く価格が安いのが決め手のようです。

実際使ってみたのですが、表示言語は日本語に換えれますし、追加コンテンツは日本のモデルより多いです。

しかし、英語を検索すると韓国語で出ます。中韓辞典というもっと使えないのもありますが・・・。

その部分を除けば十分に使えますし、韓国語をマスターすれば英語の辞書も使えますw

先程、おまけの漢字テストをやったのですが小学生レベルで分からない漢字があり、韓国語より日本語の勉強が必要なのでは?

と思いましたが、元を取るまで使いこなしたいと思います。

ちなみに価格は260000W≒20000円くらいでしょうか?

私は買いと思いますよ。


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2009年10月03日

韓国 秋の食道楽3

10/2 ソウル行のセマウル号は13:45発

それまで大川港付近を散策してみる。

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漁港です。昼前にウロウロしましたので水揚げは見ることができませんでした。

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誰もいない卸し市場。朝は活気に溢れてるんでしょうね。

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港の先端にある灯台。散策道が整備されていて潮風が心地よい。

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昔ながらの市場。港前にフェセンター(刺身センター)があるがそこより良心的な店が多い。

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昼飯に立ち寄った店で食べたコッケタン(直訳すると花蟹鍋)

ここの店のアジュマが2人前のときには冷凍物使うけど

生簀にいる活きた大きい蟹で作ってあげると小声で教えてくれ

出てきたコッケタンは美味、コッケはワタリガニの仲間でカンジャンケジャンにも使われる。

この高級蟹(しかも大物)が4杯も入ったコッケタンはうまくないわけない。

蟹を食べ終わったスープにラーメンを入れて食べるがこれがまたウマイ!

お値段はそこそこするが新鮮なコッケは最高です。

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韓国 秋の食道楽2

やっとの思いで、たどり着いた大川

目当てのジョノとテハを食べに行きます。

行きつけの店に行くと、人はいるが雰囲気がいつもと違う。

店に入ると、社長が

「今日はアジュマ帰ってしもうてん」

「俺、今友達と飲んでんねん。今日は堪忍」

と関西弁ではなく、韓国語で言ってました。

この店は、当ブログでも何回か登場した名店。嫁さんにはここに連れて行ってあげたかったのに残念。

というわけで隣の店で食べることに

ジョノ(コノシロ)は秋に脂がのり、刺身でヨシ、塩焼きでヨシ

この時期のさしみ店の前にはジョノ専用水槽があり活魚で食べれる。

刺身はセゴシといって骨ごとぶつ切りにしたのがポピュラーであるが

実はセゴシより三枚に下ろして、短冊にした方が美味しいのである。

小さい魚を三枚に下ろすのは面倒だが、行きつけの店はこれで出してくれる。

今回の店ではセゴシで食べたが、三枚おろしが好きである。

塩焼きに関しては、さほど技術的なものは必要ないのでこの店でも美味しく食べました。

ジョノは刺身より、焼いた方がうまいかな?

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大川でのジョノの食べ方は、パキムチ(ネギキムチ)と一緒に食べます。

刺身も生のネギや玉ねぎとサムジャンでサンチュに巻いて食べます。

どうやらネギがよく合う魚のようです。

ジョノと並んで、秋の風物詩といえばテハ(海老)である。

なに海老かは知らんが、秋の海老はテハいいますねん。

これは塩で蒸し焼きにして食べる。

生きたまま塩をひいた鍋に投入し、サウナで美味しくなってもらう。

このテハ。私から言わしてもらえば身より頭がうまいのである。

火が通ったテハの頭をハサミで落とし、その頭の殻を剥き更に塩の上で焼く。

カリッと焼き上がった頭を食せば、焼酎がぐいぐい進みます。

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2009年10月02日

韓国 秋の食道楽1

韓国の大型連休、秋夕(チュソク)が始まりました。

こんな時、韓国在住の日本人は日本に帰るか、ソウルで大人しくしてます。

それはなぜかと言うと、ものすごく道が混むからです。

何処に行っても人、人、人。

地方行きのチケットはすべてSOLD OUTは当たり前。

一昔前は民族大移動と言ったくらいです。

そんな中、地方に旅行に行こうと思いついた日本人がいました。

はい 私です。

では、この2日間のわたしの行動を綴っていきたいと思います。

10/30 19:00仕事帰りに龍山駅に行き、10/1の大川(デチョン)行のチケットを買うと窓口で尋ねると

1人分のチケットはあったが、今回の旅行は嫁さん同行なので2人分が必要。

帰りのチケットは何とかあり確保。

しかし、帰りを確保したからには是が非でも行かなければならない。

10/1 10:30に自宅を出発し、高速ターミナル駅へ

高速ターミナルからは韓国全土に高速バスが運行され、その数は日本では考えられないほどの過密ダイヤで運行されている。

ここに来れば、チケットに1枚や2枚あると考えたのが甘かった。

チケット売り場のおねーさんに「メジン(売り切れ)」と軽くあしらわれ退散

作戦会議のため、一旦マクドへ。というより腹減っただけ。

ビックマックを食いながら、とりあえず南下する方法を考えた。

「そうや1号線があるやんけ」

1号線は地上線で西は仁川、南は長安まで延びている。

この路線はチケットなど必要ない一般路線。

そうと決まれば、始発駅の龍山まで行かなければとタクシーに飛び乗る。

龍山駅始発の長安急行に乗り、終点長安駅に着いたのが14:30

市内バスに乗りバスターミナスを目指す。

長安のバスターミナルこれがまた分かりにくい。親切なおっちゃんに教えてもらい市外バスターミナルに到着。

ここでも人、人、人。

恐るべしチュソク。昨年ラマダーン明けのマレーシアに行った時、帰省ラッシュに巻き込まれ

マラッカ行きを諦めたことが脳裏をよぎる。

長蛇の列を並び、不安いっぱいに「大川行、2枚!」

端末を叩く、おねーさん・・・。

あるか? ないか?

あった〜! やはり日頃の行いが良いと良い事もある。

バスを待つ間、他の乗り場ではバスが到着する度、人が群がり我先にと乗り込む。

座席指定がなく自由席の為、直行便などは目的地まで立ちっぱなしになる場合も・・・。

目的地行きのバスが到着し即行乗り込む。

嫁さんと隣の座席にはなれなかったが、前後の座席を確保。

長安のターミナルを出発したのが16:15

この私が乗った市外バスいうのはなかなか曲者で、高速道路は使わずに

国道をいろいろなターミナル経由で走る為、なかなか目的地に着かない。

普通に走れば1時間程だが、なんと2時間半もかかるのである。

韓国の荒くたい運転のバス。しかも国道を2時間半も乗るとクタクタ。

大川ターミナルに降り立ったのは19:00

タクシーに乗り、大川港横のモーテルへ向かう。

出張に来た際にも、時々利用するこのモーテルは設備、景色も綺麗なのが嬉しい。

部屋は特室という一番高いグレードで70000W。

韓国のモーテルで70000Wとは高いが、広い部屋にクイーンサイズベットが2つ、風呂はジャグジーであれば納得。

ベットに倒れこむと同時に、疲れがどっと溢れてくる。

しかし、ココまで来たのは訳がある。うまいものを食うためだ!

出張に行く度うまいもんを食い、それを嫁に話すたび

「私が家でつつましい食事をしてるときアンタは・・・。」と言われて来ました。

(嫁も平日結構外食してるのに・・・。)

今日こそはうまいもん食わしたると頑張ったわけですが、もう少し計画性があればよかった・・・。

で、今回の目当てはジョノとテハです。

2に続く。













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2009年09月28日

ガイドブック

韓国旅行のガイドブックは今や書店に多くの種類が並んでいると思う

その内容は現地駐在の人間も愛用するほど内容が濃いものになっている。

しかし、韓国に3年も住むと焼肉以外のものも食べたくなる時もある。

今日、本屋で見つけたのがこんな本

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ソウルでもお洒落な店が集まる弘大のガイドブック

「弘大表裏通り」→「弘大前裏通り」と訳すのが良いのだろうか?

カフェやレストラン、バーにラーメン屋とジャンルにこだわらず掲載され

何軒か行ったことのある店も紹介されていた。

日本のガイドブックに飽きた人はこういうのを見ても楽しいと思いますよ。

個人的には、韓国の市場のガイドブック欲しいんです。



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サジャンニン

韓国語で社長はサジャンニン

韓国の町を歩けば、誰もがサジャンニン。

とりあえず知らない人に声を掛けるときはサジャンニン。

今日はある社長の話。

楽園商街の世話になっているソ社長に電話をし

フェンダーのアンプが壊れたことを伝えると、とりあえず持ってきてみとの話

アンプを担ぎ地下鉄を乗り継ぎ楽園商街へ

ソ社長に症状を伝えると、知り合いの修理屋に案内してくれた

そこはPA機器が山積みで、いかにも頑固親父という出で立ちの親父が何の愛想もなく修理をしていた。

他の修理が終わるのを待ち、私のアンプの番

口数少なく症状を聞き、おもむろにバラシ始める。

G-DECの中身はいかにも安っぽく、完全なプリント基板回路になっていた。

黙々とテスターを使い、電圧や抵抗値を確認している。

測定の手が止まり、急に引き出しをゴソゴソし始め、何かを半田で基盤に取り付けている。

その後マイクをつなげ電源を入れると・・・。

音が鳴りました。頑固親父があっという間に治してくれました。

原因は2次側電源部分の抵抗が壊れていたようです。

このご時勢、修理して使うというのが少なくなりましたが、韓国にはこうゆう職人がまだ残っているのかと感心しました。

現に韓国で靴修理などは駅前に必ずあり、かなりのクオリティーで修理してくれるのです。

料金は30000W。日本で直せば多分ユニット交換で1万円以上はするでしょうね。

ほんと助かった〜。

その後社長と近くのキムチチゲの店に行き昼食。

なんとその店、1人前3000W。オデンサリとラーミョンサリを追加するのが地元っ子なんだとか。

パンチャンなどは出て来ないが、チゲのうまさは最高。

ガイドブックには載らないような汚い店だが味は抜群でした。

ここで本来は私が支払うべきだが、社長がおごってくれました。

どこまでいい人なんや。ソ社長。

その後事務所に戻り、世間話をすると社長、チュソク(韓国の盆みたいなの)に日本に行くのだとか

その際にギターを買いつけてくるとの話だが、聞いてみると御茶ノ水を手当たり次第に探すというので

日本のデジマートという楽器専門の通販サイトを紹介した。

デジマートの検索機能を使えば、地域、商品を指定すれば目当てのものが探すことができ

現地で足で探すことを考えれば、とても効率的である。

サイトの見方、検索方法を教えると、とても喜んでもらえて恩返しができた気がした。

後は日本で良いギターにめぐり合ってほしいものである。


韓国で楽器のことでお困りであれば、ソ社長紹介しますよ。

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2009年09月26日

守るべきもの

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交差点で信号待ちの自転車・・・

信号を守る。これは基本。

しかし、道路交通法も守りましょうね。
posted by fes at 09:25| ソウル 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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