普通に生活していれば耳にすることはありませんが
ドイツ鯉です。
けったいな名前をつけられた鯉なのですが、由来はドイツから来た食用鯉なので
ドイツ鯉です。
食用?食用なんですドイツ鯉。
韓国ではヒャンオと呼ばれ、刺身や蒸し料理にします。
ここ韓国でも最近では食べる人は少なくなってきています。
ソウル近郊ではなかなか淡水系の刺身屋はないのですが
慶尚南道の馬山や昌原なんかではまだまだ見かけます。
わたし淡水魚が好きでして(食べる方)
ナマズや鯉、ドジョウ、フナなんかも食べます。
さすがにこれらは刺身ではないですが、それぞれの個性を活かした料理方法があります。
見た目や先入観で毛嫌いする人もいますが、淡水魚のうまさは食わんと分からんのです。
で今日は
ドイツ鯉です。
こいつは刺身が一番。さすが食用に改良されただけあって小骨もなく、肉厚です。
調理をしやすくするため鱗まで無くなってしまったのですが、名残なのか少し残っていたりしますが
それが一層、見た目を悪くしているので可哀想なやつです。
しかし、身はそこらの刺身なんかより全然うまいんです。
今回行った店はチョジャン(コチュジャンとお酢がベースのタレ)がメチャウマで
山椒が効いてるのが特徴。ふだんは醤油派のわたしもこの日はチョジャンで頂きました。
ガイドブックには載りませんがおすすめの韓国料理です。

ちなみに写真の皿盛りにメウンタン(アラ汁)焼酎3本飲んでも36000W
安すぎて店のおばちゃんにもう一回計算してもらった位です。