
【GRD3】
昨晩よりシゴルに行ってきました。
場所は慶尚北道の永川市(ヨンチョン)ソウルより300キロ南。かなりシゴル(田舎)です。
当然仕事なのですが、本来は週明けに私以外の人間が訪問する予定でしたが、私がピンチヒッターとして行って来たわけです。
日本からの荷物が金曜に到着し、翌週の月曜に行くように予定を組んでいたが、お客よりひっきりなしに電話が掛かってくる。
「早く修理してもらわないと、現代自動車のラインが止まる」
「お願いですから来て下さい」
月曜に予定していた担当者に行けるかと聞いたが、どうやら外せない用事があるらしく
わたしも27日に引越しを控えているので荷造り準備をしたかった。
何度か断ったが、電話からの声があまりにも訴えるので
金曜の夜に出発し着いたのが午前3時、翌朝9時からの作業を行い、終わったのが夜9時。
電話の担当者は親身に作業を手伝ってくれ、よっぽど深刻な納期に追われているのだな感じた。
作業完了後、担当者は非常に喜び、助かったと感謝の気持ちをひっきりなしに伝える。
さらに銀行の封筒に入った謝礼まで準備していた。
さすがにそのようなお金は受け取れないので丁重にお断りしたが
彼にとって個人のお金を投じてまで解決しなければならない問題であったのに
何度か断ったことが申し訳なく感じた。それと同時にやっぱり仕事は人の為お客の為にするもんやなと実感し
私の急降下したモチベーションは少し上昇した。
会社にとってはただの駒の私ですが、必要としてくれる人がいる限り製造業の底辺を支えたいと思います。
posted by fes at 03:41| ソウル ☀|
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