韓国語で社長はサジャンニン
韓国の町を歩けば、誰もがサジャンニン。
とりあえず知らない人に声を掛けるときはサジャンニン。
今日はある社長の話。
楽園商街の世話になっているソ社長に電話をし
フェンダーのアンプが壊れたことを伝えると、とりあえず持ってきてみとの話
アンプを担ぎ地下鉄を乗り継ぎ楽園商街へ
ソ社長に症状を伝えると、知り合いの修理屋に案内してくれた
そこはPA機器が山積みで、いかにも頑固親父という出で立ちの親父が何の愛想もなく修理をしていた。
他の修理が終わるのを待ち、私のアンプの番
口数少なく症状を聞き、おもむろにバラシ始める。
G-DECの中身はいかにも安っぽく、完全なプリント基板回路になっていた。
黙々とテスターを使い、電圧や抵抗値を確認している。
測定の手が止まり、急に引き出しをゴソゴソし始め、何かを半田で基盤に取り付けている。
その後マイクをつなげ電源を入れると・・・。
音が鳴りました。頑固親父があっという間に治してくれました。
原因は2次側電源部分の抵抗が壊れていたようです。
このご時勢、修理して使うというのが少なくなりましたが、韓国にはこうゆう職人がまだ残っているのかと感心しました。
現に韓国で靴修理などは駅前に必ずあり、かなりのクオリティーで修理してくれるのです。
料金は30000W。日本で直せば多分ユニット交換で1万円以上はするでしょうね。
ほんと助かった〜。
その後社長と近くのキムチチゲの店に行き昼食。
なんとその店、1人前3000W。オデンサリとラーミョンサリを追加するのが地元っ子なんだとか。
パンチャンなどは出て来ないが、チゲのうまさは最高。
ガイドブックには載らないような汚い店だが味は抜群でした。
ここで本来は私が支払うべきだが、社長がおごってくれました。
どこまでいい人なんや。ソ社長。
その後事務所に戻り、世間話をすると社長、チュソク(韓国の盆みたいなの)に日本に行くのだとか
その際にギターを買いつけてくるとの話だが、聞いてみると御茶ノ水を手当たり次第に探すというので
日本のデジマートという楽器専門の通販サイトを紹介した。
デジマートの検索機能を使えば、地域、商品を指定すれば目当てのものが探すことができ
現地で足で探すことを考えれば、とても効率的である。
サイトの見方、検索方法を教えると、とても喜んでもらえて恩返しができた気がした。
後は日本で良いギターにめぐり合ってほしいものである。
韓国で楽器のことでお困りであれば、ソ社長紹介しますよ。
posted by fes at 00:24| ソウル ☁|
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